<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 洛下卜居>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 洛下卜居（らくかぼくきょ）>
<BookPage: 310-312>
<UsedPage: 3>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
三年典郡歸，
所得非金帛。
天竺石兩片，
華亭鶴一隻。
飲啄供稻粱，
包裹用茵席。
誠知是勞費，
其奈心愛惜。
遠從餘杭郭，
同到洛陽陌。
下擔拂雲根，
開籠展霜翮。
貞姿不可雜，
高性宜其適。
遂就無塵坊，
仍求有水宅。
東南得幽境，
樹老寒泉碧。
池畔多竹陰，
門前少人跡。
未請中庶祿，
且脫雙驂易。
豈獨爲身謀，
安吾鶴與石。
<End Poem>
<Translation>
三年（さんねん）　郡（ぐん）を典（つかさど）りて歸（かへ）る、
得（う）るところ金帛（きんばく）にあらず。
天竺（てんぢく）の石（いし）　兩片（りゃうへん）、
華亭（くわてい）の鶴（つる）　一隻（いっせき）。
飲啄（いんたく）するに稻粱（たうりゃう）を供（きょう）し、
包裏（はうくわ）するに茵席（いんせき）を用（もち）ふ。
誠（まこと）に知（し）るこれ勞費（らうひ）なるを、
心（こころ）の愛惜（あいせき）をいかんせん。
遠（とほ）く餘杭（よかう）の郭（くわく）より、
ともに洛陽（らくやう）の陌（はく）に到（いた）る。
擔（たん）を下（おろ）して雲根（うんこん）を拂（はら）ひ、
籠（かご）を開（ひら）いて霜翮（さうかく）を展（の）ぶ。
貞姿（ていし）　雑（まじ）ふべからず、
高性（かうせい）その適（てき）に宜（よろ）し。 
つひに無塵（むぢん）の坊（ばう）に就（つ）き、
なほ有水（いうすい）の宅（たく）を求（もと）む。
東南（とうなん）に幽境（いうきゃう）を得（え）たり、
樹（き）老（お）いて寒泉（かんせん）碧（みどり）なり。
池畔（ちはん）に竹陰（ちくいん）多（おほ）く、
門前（もんぜん）に人跡（じんせき）少（まれ）なり。 
いまだ中庶（ちゅうしょ）の禄（ろく）を請（こ）はず、 
且（しばら）く雙驂（さうさん）を脫（だっ）して易（か）ふ。 
あにひとり身（み）のために謀（はか）るのみならんや、
わが鶴（つる）と石（いし）とを安（やす）んず。
<End Translation>